忘れないうちに畑海9の思い出を。
参加サークル数が前回より減ったから人も減るかしらと予想してたんですが、んなこたぁなかった。
開場のアナウンスと同時に通路にぶわーっと人がやってきて、周囲のサークルさんがたに長ーーい列が。
「このままでは頼んだ買い物以外の自分で買うつもりだった本がヤバイ」と気がついて、相方に自スペをまかせてまずお隣サークルさんに並びました。
「お隣サークルさんなら別に焦らなくてもいいんでないの?」と思われるかもしれませんが、ノンノンそれは違う。
列が途切れないサークルさんの場合、いつ並ぶかタイミングを図っているうちにいつのまにか完売していることがままあるのです。
そうすると「お隣なのに買えなかった…お隣なのに…」という事実に打ちのめされてあとあとまで悔しさを引きずることになる。
お隣サークルさんの本を無事ゲットしてからコピー本や限定ペーパーつきのサークルさんをめぐって、お金がなくなると自スペに戻って売り上げからくすねたりして、なんとかお買い物ができました。
私イベントのペーパーが大好きでして。
時々「新刊なくて、ペーパーだけなんです…」とすまなさそうにするかたがおられますが、うんにゃイベントに新しいものがあることがまずファンとしてはうれしいのですから、それがオフセットだろうがコピーだろうがペーパーだろうが無問題。
今回も両隣のサークルさんには本当にお世話になりました。お菓子を恵んでくださったり色々お話してくださりありがとうございます。
片方のサークルさんには、使ってるソフトやペンの種類を実際にそのかたの本を見ながら教えてもらったりしました。
「ここのこの線、何で描きましたか?」って聞けるんですよ。描き手さんなら、このありがたさがものすごーくよくわかると思います。
まあ、聞いたところで同じように描けるわけじゃないんですけどね…。
そのかたとお話できるきっかけになったのが、手伝いに来てくれた相方ガツ。
相方が「今のうちに食べとくわ」つってスペ内で紙にくるまれたナニかを両手で持ってがぶっとかぶりついてたんですが、それがサキイカ。
「あ、あんた、サキイカ食べてんの!?」と聞いたら
「違う、アップルパイ!!」と言い返された。
なんのことはない、さくっと細長く割れたパイ生地が紙からはみ出してるのを私がサキイカに見間違えただけだった。
「なんだ、アップルパイか…びっくりした」とブツブツ言ってたら、会話を耳にしたお隣さまが噴き出して、それからお話できました。
相方とサキイカに感謝しなければ。
企業オンリーですらこんなに楽しいのに、10月の木ノ葉横丁はどんな天国になるのやら。
既に満了して拡大するらしいですが、もし抽選になって落ちたとしても絶対に一般で参加します。
カカイルオンリーに一般で並ぶの、面白いんですよ。
普通に皆隣の見知らぬ人とべらべらカカシとイルカの良さを語り合ったりしますし。
それで会場に入ったあとで同じサークル列に並んで「おや、あなたもですか」みたいな感じでお互いニヤニヤしたりとか。
ああ木ノ葉横丁楽しみ…今の生きがいは全部これ。
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